肥満外来における中高年の男性に対する肥満治療

中高年の男性に多い腹部大動脈瘤

肥満はさまざまな疾患を併発する恐れがあるために、早めの治療が大切です。

とくに肥満を呈している中高年の男性は、腹部大動脈瘤を患う確率が高くなります。

腹部大動脈瘤の問題点は、本人の自覚症状があまりないことです。

それにも関わらず腹部大動脈瘤は、放置していると破裂することがあります。

ほかの動脈と比較しても、腹部大動脈は循環血流量がたいへん多い血管です。

そのためいったん破裂すると、死亡する可能性が極めて高いのです。

生活指導が治療の中心的存在です

このような高いリスクがあるために、中高年の男性に肥満治療が人気になっています。

もちろん一般的な内科でも、肥満治療を行うことは可能です。

しかし肥満外来であれば、より専門性の高い治療方法を提供してもらえます。

肥満外来で行われる治療方法は、投薬を行うこともありますが、生活指導が中心的存在です。

その点でいちばん重視されるのは、食事の内容の指導です。

例えばカロリーの低い食品を摂取していれば、当然ながら肥満の改善に繋がります。

個々の状況に応じた運動メニュー

また肥満外来では、運動療法についても、積極的な指導が行われています。

肥満を呈する中高年の男性は、若い男性に比べると、相対的に運動不足です。

運動不足になると、代謝量が少なくなるために、体内に脂肪が蓄積し易くなります。

そのため中高年の運動療法は、肥満外来では重視されています。

ただし急激な運動療法は、心筋梗塞などのリスクを伴うことを忘れてはなりません。

そこで肥満外来です、個々の状況に応じた運動メニューを提案してくれます。

肥満治療は医師や栄養士のサポートが付くので、無理をしない範囲で数か月にわたって時間を掛けて減量を行えます。